徒然なるままに~令和7年2月に寄せて

いつもCRACKをご利用いただきありがとうございます。

光陰矢の如し、2月です。

先月は数か月に1度パーソナルを受講される社会人アスリートの方がたまたま多くお越しになりました。

明確な目標を持って取り組まれている方々ばかりですので、皆さんとてもいいフォームで走ったりトレーニングしたりできるようになっていて、素晴らしいなと感心しています。

アスリートだけでなく定期利用のお客様も、日を追うごとに身体の状態が良くなっているのを見ると、やはり嬉しく感じるものです。

ただここで気をつけないといけないのが、その上達なり改善というのはその人の力で行われたことであって、私たちは何かしらのきっかけを与えたにすぎないということです。

決して「教えてやった」とか「なおしてやった」という態度にでるべきではありません(呑みの席で言うぐらいならよしとしましょうか)。

逆に言えば、上達や改善が見られない場合は、その人の中で何かがブロックを掛けていると見るのが適当かと思います。

そのブロックを無理に外側から解除しようとすると大抵失敗します。

その人のペースで、その人の気づきのタイミングで、その人自身によってブロックを解除して頂くということを肝に銘じておきましょう。

生命科学の観点から見ても、人間の身体というのは本当によくできていると思わざるを得ません。

何故動いているのか、意味不明といっても過言ではありません。

でも確実に言えるのは、自分の身体を変えられるのは自分だけであって、それは当然他人の手助けは必要なのですが、最終的には自分の問題ということ。

そして何となくバランスを取って生きているのだということ。

ある意味では「テキトー」なのが生命だということ。

運動指導にしても施術にしても、こちら側の型にはめてしまうのではなく、相手の方に緩やかに合わせていくと上手くいきます。

知れば知るほどわけの分からない生命体というものを扱っているのですから、教科書通りにはいかなくて当然。

ゆるく、やわく、弾力性のある発想で仕事をしていきましょう。

その為にも、筋の弾力性を取り戻す「りくれじ」を極めていく。

引き続き共にレベルアップを目指しましょう。

今月もよろしくお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次